ついに、当協会の名誉本部、
愛の駅、愛の駅舎が塗り替えられる。
市民の公募によって、デザインアイデアが集まり、
ステキなデザインに生まれ変わる。
発表される新デザイン。
愛の聖地の風格が漂う、そんな駅舎に生まれ変わる。
今回、デザイン公募で見事大賞を受賞したのは、
長崎市にある、メトロコンピューターカレッジの学生、
岩永夢子さん。
愛の駅舎を甦らせた伝説の人物として、
彼女の名前は、語り継がれていくだろう。
子供たちの手によって、駅舎の塗り初めが行われた。
なんて、夢のある光景だろう。
市民の手で駅舎が塗り変わる。
ステキなことだ。
JAPAN ROMACE AWARDにノミネートされることは間違いない。
駅舎は、岩永さんのデザインをベースに、
美しくリニューアルしていく。
その完成はホワイトデーだ。
ここで、愛とロマンスの聖地、雲仙市長のロマンス品格について、
言及したい。
聖地の市長である、奥村市長は、
自他共に認めるロマンチストであり、当協会の長崎本部長でもある。
この日の奥村市長の挨拶も粋だった。
「ここ愛の聖地のじゃがいも畑で最初にロマンスが叫ばれて、
早2年半。私自身が妻への愛を叫び、
「愛の聖地復興プロジェクト」を発表してから、間もなく1年」
冒頭、このようにはじまるメッセージ。
これまでの聖地の歩みと今後の夢を語り、最後に、
「最後になりましたが、本日この場にいらっしゃる皆様と、
皆様が一番大切にしておられる方々のご健康とご多幸、
何よりも、不肖この私の妻の健康と幸せを心の底から
祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます」
このような言葉で締めた。
いま、政治家に問われているのは、
ミエやテレ、タテマエを全て脱ぎ捨てたとき、
一市民として、ひとりの人間として何を語ることができるか
ということである。
愛の聖地の市長であるなら、
当然、美辞麗句を並べることができる。
しかし、愛の聖地の市長にまず問われるのは、
愛の聖地たる市政を執り行うことではなく、
妻や身近で大切な人を幸せにする、
という一人の人間としての生き様なのである。
市民はウソを見抜く。
ロマンチストでも愛妻家でもない市長の美辞麗句に
誰も感動しなければ、賛同もしない。
しかし、奥村市長は、ジャガチューでもきちんと妻に叫び、
公の場でも、まずは何より妻を大切することを高らかに
宣言している。
これは、公人として、なかなかできない姿勢だ。
簡単ではない。
愛の聖地であろうとすることを形作る前に、
まずは、そこに住まう人が、
大切な人の幸せを願うことができる市民になれるか、
そんなことを問われ続けているのだ。
今日、この日、愛の駅に200人もの市民が集まった。
かつて、愛の駅に200人もの市民が集まるのを
見たことがあるだろうか。
このやさしい気持ちが溢れ続けている限り、
雲仙愛のまちは、本当の意味で、愛の聖地となり、
世界一ホスピタリティに溢れたまちとして、
世界中から注目されるようになるだろう。
コメントを投稿する